明るく、前向きで、ワクワクさせる「やっちゃえ日産」の最新CM。
けれど、同じタイミングで報じられた“1万人超の人員削減”に、視聴者からは「違和感がある」「現実と噛み合っていないのでは?」といった声もあがっています。
今回はこのCMと企業の動きに対するSNSの反応をまとめました。
目次
「やっちゃえ日産」CMに違和感?
日産自動車の「やっちゃえ日産」シリーズの最新CMが放送され、ネット上で話題になっています。
“ワクワク”“前向き”“挑戦”などのポジティブなメッセージを打ち出しており、明るい未来を連想させる印象的なCMです。
しかし一方で、そのCM放送のタイミングと重なるように、日産が「1万人を超える人員削減を実施する方針である」と報じられたことで、視聴者の中には違和感を抱く人も。
「CMの内容と企業の実際の動きにギャップがある」として、SNSでは賛否の声が広がっています。
やっちゃえ日産のCMとは?
日産の新しい企業CMが、2025年4月22日から全国で放送されています。
今回のCMには俳優の鈴木亮平さんが出演し、「やっちゃえ NISSAN」というおなじみのフレーズとともに、変化に向かって一歩を踏み出すようなメッセージが描かれています。
鈴木さんがさまざまな場所を巡りながら「ワクワクする未来へ、行こう。」と語りかけるような構成になっていて、見る人の背中をそっと押してくれるような、あたたかい雰囲気が印象的です。
【やっちゃえ NISSAN】「心にグッッッッッっとくるクルマ」篇
音楽や映像の力もあって、全体的に前向きで明るく、「ワクワクしなきゃ」というテーマが伝わってくるようなCMに仕上がっています。
鈴木亮平さんの演技にも注目ですね!
一方で報じられた「1万人超の人員削減」
そんなポジティブな印象とは対照的に、2025年5月12日のニュースに注目を集めました。
その内容は、日産が世界規模で追加の人員削減を行うというもの。
対象となる人数は1万人を超えるとされ、これまで発表された人数と合わせると、合計で約2万人規模の削減となる見込みです。
この発表は、経営再建のための一手として説明されていますが、実際に働く社員やその家族にとっては大きな影響を伴うものであることは間違いありません。
SNSでの反応は?
CMが放送されたタイミングと、大規模リストラのニュースが報じられたタイミングが重なったことで、SNSでは「違和感がある」「CMと現実のギャップが‥」といった声が続出。
実際の声をみてみましょう!
- 「やっちゃえって言われても、社員がやられてる感じがして複雑」
- 「応援したくなるCMだったけど、現実があまりにシビアすぎてつらい」
- 「でも、こんな時だからこそ企業として前向きな姿勢を示すのも必要では?」
など、意見はさまざまです。
CMそのものは良い、でも現実とのギャップがある。そんな風に受け止められているようです。
まとめ
「やっちゃえ日産」は、これまでも長く使われてきた、日産らしさを表す象徴的なスローガンです。
今回のCMからも、その言葉を通じて前向きな姿勢や、未来に向かって進もうとする想いがしっかり伝わってきました。
ただ、そんな中で「1万人を超える人員削減」というニュースが重なってしまったことで、
見る人によっては「その言葉と現実にギャップを感じた…」と受け止められたのかもしれません。
もちろん、企業の決断にはいろんな背景があると思います。
「やっちゃえ日産」という言葉がこれからも前向きな意味で届いていくことを願いつつ、
今後の動きにも注目していきたいなと思います。